ファミマガ Video 1988 9月号 創刊号


ファミマガ Videoの創刊号(1988年 9月号)です。

ファミマガ Videoは、ファミマガが映像コンテンツとしてリリースしたビデオです。
1780円という強気の価格です。

ゲームという動くコンテンツの紹介にビデオは適していたと思いますが、当時、それを実現させたファミマガの実行力はスゴいと思います。

ナレーションは、宇宙戦艦ヤマトでお馴染みの富山敬さんです。
人当たりのよい心地よいナレーションがファミマガの明るい印象に合っています。

当時、ファミコン雑誌は乱立していましたが、ファミマガが最初のファミコンの専門誌として刊行されました。
個人的なイメージですが「万人受けの優等生なファミマガ」「クラスのお笑い人気者ファミ通」「ちょっとオタクなマル勝ファミコン」という印象でした。

創刊号のファミマガ Videoですが以下のようなコンテンツになっています。

特集・スーパーマリオ3
新作・ファイナルラップ、スペースハリアー
特別企画・ファミコン野球(秘)テクニック
攻略・じゃりン子チエ、めぞん一刻、熱血高校ドッジボール部、飛龍の拳II
超ウルトラ技
超新作ゲーム先取り大作戦

ゲーム紹介の合間にゲームのCMも収録されています。

ファミマガのCMも入っています。
上半身はだかの女性が出演していますが、担当者の好みでしょうか?

ビデオの裏面には「このビデオでゲームをすることはできません」という文章が記されています。
これでゲームができると思って買う人がいたのかも知れませんね。
今でいうコンプライアンス…違うか…。

FF2の紹介ではスクウェアの開発ルームっぽい映像も見ることができます。

色々と新しい発見などがあり、当時を改めて見つめる資料的価値もあると思いました。

ファミマガ Videoは、1990年7月号で最終巻となりました。
いつかコンプリートしたいです。