ニンジャウォーリアーズ -G.S.M. TAITO 1-


サイトロンからリリースされた「ニンジャウォーリアーズ -G.S.M. TAITO 1-」です。

ニンジャウォーリアーズ、オペレーションウルフ、フルスロットル、レインボーアイランドが収録されています。
ニンジャウォーリアーズのアレンジ版が2曲入っています。

アルバムの最初はタイトルにもなっているニンジャウォーリアーズです。
ニンジャウォーリアーズは、ダライアスの3画面筐体を使ったサイドビューのアクションゲーム。

ステージ1の「DADDY MULK」はアクションゲームで、長い楽曲をBGMにしたことに驚きました。
セガのアウトランで、それまで短い曲のループだったBGMを1つの長い完成された楽曲として扱ったことでゲームミュージックの歴史が変わりました。
タイトーの小倉さんは、ニンジャウォーリアーズ、ダライアスIIで、アクションゲームやシューティングゲームに長めの楽曲を送り出してくれたスゴい人です。

三味線のDADDY MULKといえば、三味線のソロ。忍者というモチーフを活かして和のテイストである三味線をソロにもってくるセンスは素晴らしです。
和風を前面に押し出した楽曲でないところが、一癖あって良いと思います。

ちなみに「DADDY DA DA DA DADDY …」の直前のメロディが「荷造りご無用~」にそっくりで、それ以外に聴こえなくなりました。

オペレーションウルフは、1987年にリリースされたガンシューティング。
ゲーム中はBGMが無く効果音だけが響くゲームでした。
アルバムの収録時間も2分弱と短いです。

フルスロットルは、ニトロスイッチで加速できるのが特徴のレースゲーム。
セガのアウトランと比べると、どうしても見劣りがちなゲームでした。
ニトロの使いどころが難しく、ガンガンぶつかりながら先へ進む大味なゲームになっていた印象。
サウンドはタイトーらしいサウンドで、クラシュシンバルの主張が激しくて好きです。。
アルバムは、1曲が短めなのでちょっと物足りないです。

レインボーアイランドは、バブルボブルの続編。
虹を作って移動したり、敵を倒したりする斬新なアクションゲームでした。

YM2151のメロディアスなテーマ曲を聴くとゲームセンターで遊んだ記憶が蘇ってきます。

とにかく個性的なサウンドで、音を聴いただけでレインボーアイランドと分かります。
ダライアス面ではBGMがダライアスのアレンジバージョンになったりと遊び心がありました。
他にもアルカノイドやフェアリーランドストーリー、前作のバブルボブルなど、ファンをニヤニヤさせるステージもあり、楽しませてくれました。

レインボーアイランドが上手い友人がクリアした時は「このゲームクリアできるのか!」と感心したものです。

ニンジャウォーリアーズのアレンジバージョンのDADDY MULKは「ズンタ! ズンタ!」の歓声が聴こえるライブっぽい演出からスタート。
もう1曲のアレンジバージョンは「MOTHERLESS CHILDREN」です。

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