カプコン ゲームミュージック
アルファレコードからリリースされた「カプコン ゲームミュージック」です。
カプコン最初のゲームミュージックのアルバムです。
初期のゲームミュージックのアルバムっぽく、S.E.を含んだ構成になっています。
アルバムの最初は、ジャケットにもなっている魔界村からスタートします。
ゲームセンターでは激ムズなゲームで1面もクリアできないプレイヤーが続出でした。
FMのキンキンした音がいいですね。
ソンソンは横スクロールのアクションゲームで、隠れキャラクターの竹の子や弥七がカプコンらしくて楽しかったゲームです。
サウンドの担当はレイシリーズで有名な河本圭代さん。
中華風味の明るいテーマ曲が好きです。
1942は、メインテーマがドラムとホイッスルのシンプルな曲でした。
ドラムが機関銃のような雰囲気を出していました。
空母に88と描かれているのがニヤリとしますね。カプコンはその後エリア88をリリースしますしね。
亜也虎という戦闘機は、1942から生まれた架空の戦闘機です。
続いて、ひげ丸、闘いの挽歌。
ヒゲ丸は、遊んだことがありませんが、ポップでかわいらしい曲です。
闘いの挽歌はサイドビューのアクションゲームです。
何度か遊びましたが、カプコンらしく難易度が高いアクションゲームという印象でした。
カプコンらしい哀愁が漂う曲です。
A面の最後は魔界村のアレンジバージョンです。
アレンジャーは国本佳宏さんです。
B面は戦場の狼から。
敵の攻撃が激しく、個人的には1面クリアすら難しいゲームでした。
クリアすると主人公がタバコをふかしたり食事をするシーンが観れました。
勇ましくも悲しい印象的なメロディーが耳に残ります。
ガン・スモークは西部劇をモチーフにした縦スクロールのアクションシューティングで、カプコンらしく難易度の高いゲーム。
馬のアイテムを取ると馬に乗れるのが楽しかったです。
サウンドもカプコンらしい暗い曲調です。
クリアのBGMは妙に明るいのもカプコンらしいところ。
エグゼドエグゼスは、ゼビウスのようなループサウンド。
ゲームセンターでも遊びまくりました。
グラフィックはバルガスっぽい金属っぽいグラフィックで、背景は多重スクロールも行っていました。
敵がフルーツになるボーナスや2人同時プレイもでき、良くできたシューティングでした。
セクションZは、真っ赤な全身タイツのような主人公が印象的。
攻撃方向を左右に切り替えるシューティングゲームで、ステージによって縦や横にスクロール方向が変わるのも特徴的でした。
ステージ1はベースラインが特徴的なノリのあるサウンド。
ステージ2、ステージ3のBGMは所々にレイシリーズへの片鱗が感じられました。
アルバムの最後は戦場の狼のアレンジバージョンです。
こちらもアレンジャーは国本佳宏さんです。