ラグランジュポイント サウンドトラックリターンズ
コナミからリリースされた「ラグランジュポイント サウンドトラックリターンズ」です。
ラグランジュポイントは1991年にコナミから発売されたファミコン用のRPGです。
スペースコロニーやサイボーグ、ロボットなどが登場するSFの世界観になっています。
サウンド用のカスタムチップVRC7が搭載されFM音源6チャンネルを鳴らすことができ、ファミコンとは思えないサウンドでした。
搭載されたFM音源はYM2413に類似した2オペレーターで、YM2413とは異なりリズム音源の5chの機能は無いようです。
YM2413はMSXのFM-PACやセガマーク3のFMサウンドユニットに採用されました。
チャカポコのリズム音源の機能を省いたのは正解だったようにも思えます。
VRC7はタイニートゥーンアドベンチャー2でも搭載されましたが、FM音源は使われませんでした。
ファミマガがコナミとコラボした「芸夢工房」という読者参加の企画があり、この企画で応募された敵キャラやストーリー、ロゴデザイン、BGMなどが採用されています。
このCDにはオリジナル音源とステレオ化されたバージョンが収録されています。
スレテオ化されたバージョンは1ループの収録になっています。
2枚組にしてステレオ化されたバージョンもしっかり2ループ収録して欲しいと思いました。
このCDの前に「ラグランジュポイント サウンドトラック」が発売されていました。
「ラグランジュポイント サウンドトラック」にはアレンジバージョンとオリジナル音源が収録されました。
今回紹介している「ラグランジュポイント サウンドトラックリターンズ」には、いくつか収録されていない曲があります。
それは、夢工房で採用された曲のようです。
また、ジャケットのロゴも「ラグランジュポイント サウンドトラックリターンズ」では当時のパッケージのロゴではありません。
読者のアイディアが採用されるゲームも復刻が難しいのかもしれませんね。