タイトー・ゲーム・ミュージックのレコード
タイトー初のゲームミュージックのアルバム「タイトー・ゲーム・ミュージック」です。
G.M.O.レーベルから発売されました。
ジャケットは、アルカノイドのインベーダー面です。
タイトーの代名詞ともいえるスペースインベーダーのインベーダー(カニ)を持ってくるあたりのセンスにニヤニヤします。
現在のタイトーのゲームセンターの看板にもインベーダーのカニがデザインされていますね。
このアルバムの目玉は人それぞれな気がします。
ビッグタイトルは無いですが、マニアックなファンがいるゲームばかり収録されています。
A面は、影の伝説からはじまり、スペースインベーダー、エレベーターアクションと続きます。
エレベーターアクションは、近所のボーリング場のゲームコーナーに置いてありました。
エレベーターで敵をつぶすのが楽しかった…。
スーパーデッドヒートIIはTAITO節の隠れた名曲揃いですが、発売されたんですかね?
ワイバーンF-0は、ダライアスやイグジーザスと同様にハーフミラーを用いた筐体のシューティングゲーム。
フェアリーランドストーリーはタイトーらしいかわいらしさとMSM5232の響きが聴きどころです。
黄金の城はセタが製作したのでちょっと雰囲気が違いますね。S.E.が入った編集になっています。
A面の最後を飾るのは、奇々怪界です。
ゲームの世界観を引き立てる日本昔ばなし風味なメロディラインが素晴らしいです。
奇々怪界の音源チップはYM2203だったんですね。良い音出しています。
B面は背景の東京の街並みが印象的なスクランブル・フォーメーションからスタート。
ゲームセンターでキンキンの音が響いてました。
つづいてアルカノイド。旧ドラえもんの大山のぶ代さんが大好きだったゲームですね。
高田馬場のミカドには、大山のぶ代さんが使っていたアルカノイドが置いてあります。
その後、ちゃっくんぽっぷ、エンパイアシティ1931、バブルボブル、ハレーズコメットと続き、最後はアウターゾーンのアレンジバージョンで〆られています。
ざっと15タイトルのゲームを収録したボリューム満点なアルバムです。
バブルボルやハレーズコメットの思い出なんかも語りたかったんですが、今日はこの辺で…。
GAME SOUND LEGEND シリーズ「タイトー・ゲーム・ミュージック」