ファミコン用ソフト東方見文録


ナツメから発売されたファミコン用ソフト「東方見文録」です。

マルコポーロの東方見聞録は有名ですが、こちらは東方見文録。「ぶん」の字が異なります。
タイトルにもなっている東方見文録は、天才的な頭脳をもつ主人公の名前です。

ゲームはコマンド方式のアドベンチャーゲームですが、パッケージから漂う只ならぬ雰囲気からも分かる通り内容はすさまじいものです。
巷では、伝説のクソゲーと呼ばれていますが…。
確かに当時、ワゴンセールで買った覚えがあります。

ストーリーは、マルコポーロ大好きな主人公がタイムマシンでマルコポーロに会いに行き、マルコポーロの旅のお供をするお話ですが、主人公のはちゃめちゃな性格と不気味な世界観により伝説的なトラウマゲームとなっています。
グラフィックもコミカルな中に不気味さが漂うテイストです。

システムというか操作性がイマイチです。
通常はAボタンが決定でBボタンがキャンセルですが、このゲームではBボタンがコマンドの切り替えになっています。
キャンセルはスタートボタンです。
コマンド方式のアドベンチャーなので、この辺りの操作性はもっと考えてほしかった。

このゲームの独特な雰囲気というかノリが楽しめれば、エンディングも納得のいく出来に感じられると思います。

パスワードがアイコン形式なので、メモるのは面倒でした。